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一瞬を切り取った 一枚の写真が わたしを物語る
「写真で表現する楽しさ、奥深さ」 「表現することとは?」を
自ら写真することによって探ってゆきたい。
表現することが生きる力になると思うから。
1冊の写真集を作る
ワークショップの終盤、1月、2月はこれまで選んできた作品をまとめる時期です。
並べてみると、始めはバラバラとした印象が、ここを見せたい、ここで終わりたいと順番を決めていくうちにストーリーが見えてきます。全体のバランス、強弱、隣り合う写真で表情や流れがうまれ、写真の見え方も違います。

面白いのは自分の作品は分かりにくいのに、他の人の作品はこうしたら、という流れが見え安いことです。一人で並べていると小さなこだわりや想いが重なり、迷ってしまうところが客観的で冷静な目で整理され、すっきりした世界が表れるのかもしれません。

こうしてまとまったポートフォリオは1冊の写真集でもあり、その人らしさが凝縮されているようでもあります。

3月1日には今期参加者の作品をご覧いただける発表会があり、どなたも無料にてご参加可能です。ご興味のある方はお気軽に事務局までご連絡ください。ご来場お待ちしております!(岩波)
by hikari_tabaneru | 2010-01-25 20:03 | ・ワークショップレポート
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松本路子
プロフィール

写真家。人物ドキュメント、海外レポートなどで仕事を 始め、訪れた国は60数カ国にわたる。1980年代からは、 人物やアーティスト・ポートレイトを中心に作品を発表。 主な写真集に『肖像 ニューヨークの女たち』、『ニキ・ ド・サンファール』、『Portraits 女性アーティストの肖像』、 『DANCERS エロスの肖像』など。個展多数のほか、国の 内外の美術館に作品が収蔵されている。 フォト&エッセイ集に『晴れたらバラ日和』、『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』『ヨーロッパ  バラの名前をめぐる旅』がある。
プロデュース
岩波久美子
数年間「光を束ねる」を参加者として経験し、 表現手段としての写真の面白さに魅了される。 現在はワークショップの事務局として企画を プロデュースする役目のほか、自らの作品制作も続行中。
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