一瞬を切り取った 一枚の写真が わたしを物語る
「写真で表現する楽しさ、奥深さ」 「表現することとは?」を
自ら写真することによって探ってゆきたい。
表現することが生きる力になると思うから。
言葉にすること
グループ展では各自ステイツメントを壁に貼っています。松本路子さんは表現の先へ進むには言葉化する事がとても大切と言います。
丹さんのステイツメントはこのワークショップってどんなワークショップなんだろう?と疑問に思う方へ一つの答えになるような文章だったので、紹介させていただきます。

         *******************

きっかけは「写真のセレクトは生き方の訓練にもなる」松本路子さんのこの言葉でした。
なるほど。あまたの写真から何をチョイスするか、どう並べるかで見える世界が一変します。選択肢は無数。格好良くもダサくも見せ方次第。
面白いかも。これが、このワークショップへの参加の動機でした。
ところが、いざ始めてみると、なんと奥の深い世界なのでしょう。セレクトの興味深さもさることながら、ここはリハビリの場でもあったのです。
当時私は忙しい毎日にいつしか「心」を無視した生き方をしていました。長い間何も感じず日々を過ごしていたように思います。
理性でガチガチの頭を脇に置き、意識を五感の開放に向け無心にシャッターを押せたとき、写真に光が宿るのを知りました。そこには自身ですら気付かない心の襞も写し出されます。他人の写真を観るとき、作品の背景を深く想像します。
写真に関わることで、いつしか「心」と向き合う時間が増えました。
もっともっと開放したい。知らない自分と出会いたい。心が少しずつ貪欲になっています。

丹 美和子
[PR]
by hikari_tabaneru | 2012-04-26 19:40 | ・写真展
<< 2012年度の写真ワークショッ... グループ展の様子 >>


松本路子
プロフィール

写真家。人物ドキュメント、海外レポートなどで仕事を 始め、訪れた国は60数カ国にわたる。1980年代からは、 人物やアーティスト・ポートレイトを中心に作品を発表。 主な写真集に『肖像 ニューヨークの女たち』、『ニキ・ ド・サンファール』、『Portraits 女性アーティストの肖像』、 『DANCERS エロスの肖像』など。個展多数のほか、国の 内外の美術館に作品が収蔵されている。 フォト&エッセイ集に『晴れたらバラ日和』、『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』『ヨーロッパ  バラの名前をめぐる旅』がある。
プロデュース
岩波久美子
数年間「光を束ねる」を参加者として経験し、 表現手段としての写真の面白さに魅了される。 現在はワークショップの事務局として企画を プロデュースする役目のほか、自らの作品制作も続行中。
© 2006-2010 Hikari wo Tabaneru. All rights reserved.