一瞬を切り取った 一枚の写真が わたしを物語る
「写真で表現する楽しさ、奥深さ」 「表現することとは?」を
自ら写真することによって探ってゆきたい。
表現することが生きる力になると思うから。
パリフォトレポート その1
昨年度までワークショップに参加していた中野淳さんが今パリに短期語学留学中。時折パリから届くメールからパリ生活の特別な時間と空気にこちらも刺激をうけています。

中野さんがパリフォトに行ってみるということで〈光を束ねる〉用にレポートをお願いしました。(事務局)

パリフォトって何?
パリ・フォト(Paris Photo)とは、毎年パリで開催される写真についての国際的なフェア。展覧会ではなく、写真作品・写真集等の販売を目的とする展示会(アートフェア)であり、ギャラリー、美術商、写真関係の出版社等が参加する。 -Wikipedia より
http://www.parisphoto.com/

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photograph by Jun Nakano

会場ってどんな感じなんでしょう?
◉会場はグラン・パレ。福岡ドームとほぼ同じ広さ。
入場28€(こちらの学生証を見せたら半額に。チケットは事前にネット購入も可能)。

平日の午後行きましたが、チケット買うのに少し並びました。近くにいた女性は南仏から来たという60代くらいの女性。お客さんはいろんな年代の人がいたけれど、平均年齢は30〜50代といったところ。敷居はあんまり高くなく、普通っぽい人が多いです。
写真を購入している人、コレクター?は50代以上の大人が多い印象。(値段が値段ですからね)厚さ5センチ近くありそうな公式カタログも購入する人も多く、チケット購入時に最初からセット販売もされてました。

どんな写真の見せ方をしているの?
◉会場内は世界の写真ギャラリーが平米数でスペースを買い取り、各ギャラリーの目玉写真やイチオシアーティストの写真を展示しているようです。

照明、壁の色(白のところが多いけれどこだわるところはお金かけてた)、お客さんの動線など、各ギャラリーでこだわりがありました。見せ方もそれぞれで、世界観を作り込んでいるところ、シンプルに写真で勝負しているところ、あんまりピンとこないところなど(セレクションや見せ方の腕のみせどころですね)。

ギャラリーは私がざっと見たところでも世界の30都市はあったと思います。
パリ、ロンドン、ベルリン、東京、大阪、フランクフルト、ヘルシンキ、NY、ロサンゼルス、サンフランシスコ、バルセロナ、ヘルシンキ、リスボン、アムステルダム、ベニス、ブエノスアイレス、上海、モスコワ、タリン、コペンハーゲン、インドなど。




どんな写真があるの?
◉写真は様々なのですが、全体的に安定感がある印象を受けました。
スター写真家の超有名作(マン・レイ、ブラッサイ等)、若手、アメリカはNYも西海岸もポップな感じ、1800年代中期の写真専門のギャラリー、歴史や世界的ニュースにまつわるものを集めたギャラリー(US ARMYの戦争記録写真、ドイツのギャラリーはナチスの記録写真を展示しさながら美術館のような実力を発揮、NASAの月面写真なども)。
ジェーン・バーキンやマリリン・モンローなど有名人の写真を集めた一角、自然もの、ポートレイト、建築物、などなどです。

日本からのアプローチはどうでしたか?
◉日本からはMEM、TAKA ISHII、TARO NASU、などが来てたと思います。どこも日本人の写真家のものを扱い、お世辞ではなく賑わっていました。
森山大道、アラーキー、杉本博司、Tomoko Sawada、Kazuo Sumida、Hisaji Hara、Nakafuji Takehikoなどなど。
後でとある編集者の方にお話を伺ったところ、
『ストリートスナップは古い街並み時代の空気感なども含めて日本独自のものを感じさせるのではないか、私的な写真が多いのも特徴なのかもしれません』
とおっしゃっていました。

 
◉この日一番グッときたのは・・・・・

続きはまた次回にアップしますね。中野さんレポートありがとうございます。
ちなみに中野淳さんのブログは下記から見ることができます。
http://misojiparis.blogspot.fr/
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by hikari_tabaneru | 2013-11-17 18:12 | ・その他
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松本路子
プロフィール

写真家。人物ドキュメント、海外レポートなどで仕事を 始め、訪れた国は60数カ国にわたる。1980年代からは、 人物やアーティスト・ポートレイトを中心に作品を発表。 主な写真集に『肖像 ニューヨークの女たち』、『ニキ・ ド・サンファール』、『Portraits 女性アーティストの肖像』、 『DANCERS エロスの肖像』など。個展多数のほか、国の 内外の美術館に作品が収蔵されている。 フォト&エッセイ集に『晴れたらバラ日和』、『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』『ヨーロッパ  バラの名前をめぐる旅』がある。
プロデュース
岩波久美子
数年間「光を束ねる」を参加者として経験し、 表現手段としての写真の面白さに魅了される。 現在はワークショップの事務局として企画を プロデュースする役目のほか、自らの作品制作も続行中。
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