一瞬を切り取った 一枚の写真が わたしを物語る
「写真で表現する楽しさ、奥深さ」 「表現することとは?」を
自ら写真することによって探ってゆきたい。
表現することが生きる力になると思うから。
パリフォトレポート その2
◉この日一番グッときたのは古い写真を扱ったギャラリー。
 Robert Hershkowitz Ltd
 Hans P.Kraus Jr.
 あともうひとつあったな...。

どこも写真初期なのではないかという1830〜1850年代のもののみが展示され、ただ古いだけでなく写真の力も凄かったんです。記録写真が多いのだろうけど、何かの設計者達の集合写真や、エジプトの遺跡と当時の人々、見たこともない遺跡(現存しているのか?)。道がアスファルトではなく、人の顔つきも何だか違う。植物も、空気感、そこでしか撮れなくて、おそらく今同じ場所に行っても撮れないのではないだろうかとい〝時〟のような写真の存在そのものを感じました。一番長居したと思います。

あともうひとつ忘れられない写真、ナチスの記録写真の一枚。少年が3枚綴りで撮影されたもの。詳しい状況はわからないのですが、今にも泣き出しそうなところを捉えた写真。

◉面白かったスペースが本屋さんのコーナー。こちらも世界の写真専門店から30店程が参加、
日本からはAKAAKA、AMANA、SUPER LABOなど。本屋さんコーナー、何と売れっ子写真家のサイン会がばしばし行われているんです。ソフィ・カル、川内倫子さんなど。本屋の中に名前が羅列してあるポスターはとあるお店のサイン会スケジュール。これがいろいろなお店で行われているので、お客さんの目つきもまた違ってました。
 
人気のあった本屋さんはHatje Cantz、 Actes Sud…。

日本の古い本を集めたパリの本屋さんもありました。確か、Tissato Nakaharaだったかな?あと国を忘れたのですがOnly Photographyという本屋さん、オーナーは外国の人だったけど、柳沢信や高梨豊など日本人の本ばかり扱ってました。

この日、4時間かけてやっと一通り回れました。面白かったのが、閉館と同時に写真を下ろし始め、展示の仕方を変更するギャラリーが多かったこと。初日だったこともありますが、やはり勝負かかってますもんね。

また報告します!(中野淳)
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photograph by Jun Nakano
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by hikari_tabaneru | 2013-11-23 23:59 | ・その他
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松本路子
プロフィール

写真家。人物ドキュメント、海外レポートなどで仕事を 始め、訪れた国は60数カ国にわたる。1980年代からは、 人物やアーティスト・ポートレイトを中心に作品を発表。 主な写真集に『肖像 ニューヨークの女たち』、『ニキ・ ド・サンファール』、『Portraits 女性アーティストの肖像』、 『DANCERS エロスの肖像』など。個展多数のほか、国の 内外の美術館に作品が収蔵されている。 フォト&エッセイ集に『晴れたらバラ日和』、『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』『ヨーロッパ  バラの名前をめぐる旅』がある。
プロデュース
岩波久美子
数年間「光を束ねる」を参加者として経験し、 表現手段としての写真の面白さに魅了される。 現在はワークショップの事務局として企画を プロデュースする役目のほか、自らの作品制作も続行中。
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