一瞬を切り取った 一枚の写真が わたしを物語る
「写真で表現する楽しさ、奥深さ」 「表現することとは?」を
自ら写真することによって探ってゆきたい。
表現することが生きる力になると思うから。
ビバ!アマチュアスピリット!
12月13日に行われたオプショナル企画「金子隆一氏のフロアレクチャーでめぐる『植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ -写真で遊ぶ-』展の報告です。

まずは参加者の感想から一部を抜粋して紹介いたします。
・金子さんのトークに惹きつけられました。含蓄あるエピソードが聞けて有意義でした。

・今回展示できなかったというビビの写真は、写真集で見て知っていましたがとても魅力的で好きな作品です。展示になかったのは残念というしかありません。

・写真は近づいて見る、絵画は遠ざかって見るというお話は面白く思いました。近づいたり、五感をフルに働かせてもう1度見たいと思います。

・企画を立てられたご本人のお話と言うのは誠に貴重で楽しいものです。どの話も大変興味深かったです。
特に、植田さんのプリントの話は面白かったですね。子狐ね参上が東京駅ギャライーのものと別物と言うぐらい違っていたり、当日に梯子して見比べていたのでプリントの調子が違うなぁ??照明のせいかと思っていたのがオリジナルから違っていてご本人が気にもされていなかった話は本当に面白かったです。
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フロアレクチャーでは2人の写真家の共通点や相違点も写真を目の前にしてお話いただくので説得力が違います。自然の捉え方、植田正治の日本的に自然と共生していく眼差し、一方ラルティーグの方は自然と対峙していくような視点があるというお話は、何となく違うという感覚を言葉に置き換えて説明をしてもらうと理解が深まります。

フロアレクチャー後のトークの中でamateur(アマチュア)という英語は、「愛する人」という意味のラテン語 amator(アマートル)が語源であり、アマチュア精神といのはまさに愛するものしか撮らない、そう言った意味では植田さんはあらゆるものを愛した写真家と言えるでは・・・。アマチュア精神とは純粋に何かを追求すること、何にもとらわれない自由な精神ではないでしょうか。との金子氏の言葉は同じように誰からも頼まれたわけではないのに写真が好きで撮っている我々にも共鳴するところだったのではないでしょうか。(事務局)
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by hikari_tabaneru | 2013-12-30 06:44 | ・ゲストレクチャー
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松本路子
プロフィール

写真家。人物ドキュメント、海外レポートなどで仕事を 始め、訪れた国は60数カ国にわたる。1980年代からは、 人物やアーティスト・ポートレイトを中心に作品を発表。 主な写真集に『肖像 ニューヨークの女たち』、『ニキ・ ド・サンファール』、『Portraits 女性アーティストの肖像』、 『DANCERS エロスの肖像』など。個展多数のほか、国の 内外の美術館に作品が収蔵されている。 フォト&エッセイ集に『晴れたらバラ日和』、『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』『ヨーロッパ  バラの名前をめぐる旅』がある。
プロデュース
岩波久美子
数年間「光を束ねる」を参加者として経験し、 表現手段としての写真の面白さに魅了される。 現在はワークショップの事務局として企画を プロデュースする役目のほか、自らの作品制作も続行中。
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