一瞬を切り取った 一枚の写真が わたしを物語る
「写真で表現する楽しさ、奥深さ」 「表現することとは?」を
自ら写真することによって探ってゆきたい。
表現することが生きる力になると思うから。
12月のゲストレクチャー、菅原一剛さん
12月に行われた菅原一剛さんのゲストレクチャーに多くの方のご参加頂きありがとうございました。「人前で話をするのは苦手」とおっしゃる菅原さんの静かな語り口は、写真に向き合う正直な姿が伝わり、心に響く言葉がたくさんありました。
オリジナルプリントの大切さ、デジタルの可能性、湿板写真について、普通でいること、写真の楽しさ、人を撮るということ等々、その他沢山の質問にも丁寧にお答えいただきました。私が印象に残ったのは、写真にうそをつかない、正直さ、という話。本当のものと、それっぽいものとの違い、頭ではわかっても、あいまいになりそうなその本物の軸を自分なりにしっかり持っていたいと思いました。(岩波)

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●参加された方々の感想を抜粋する形で紹介します。

●一剛さんのお話の中で一番印象的だったのは
「撮りたいものに出会った時にカメラを持っていなくてカメラのシャッターを実際に押せなかったとしても、その時心の中で切り取った映像はその後の自分の中になんらかしら残っている」というような話です。
あ、それならいつも私、歩きながらついやってしまっている事だ!って思ったとき、なんだか嬉しかったです。もしかして私、自分で思っているより写真がすきなのかも・・・と、考えたりしました。いざというとき、「地に足が着いてるかどうか」って言うのもとても参考になりました。
●とても素敵な方でお会いできて、本当に良い経験になりました。“光が肌にしみこむ”や“本物とニセモノの違い”菅原さんの言葉でとてもわかりやすくお話伺えました。菅原さんの物事の考え方、その伝え方がとても好きです。
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*菅原さんのオススメ映像・・・宮川 一夫:「羅生門」(黒沢明監督)「雨月物語」(溝口健二監督)など、日本映画の数々の傑作を撮影した名カメラマン。陰影にこだわった映像、光のとらえ方は、今見ても美しい。
*レクチャー中で紹介した「菅原一剛 湿板写真ドキュメント」(2000円+税)は作品展会場にて入手可能です。

■ "reed space."
 〒107-0062
 東京都港区南青山6-4-6青山アレー1F
 tel.&fax 03-6804-6973
 http://www.thereedspace.com/
★展示期間が延長されたようです!
 期間:2006/12/16/Sat~2007/1/31/Wed
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写真は写真展DMイメージより
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by hikari_tabaneru | 2007-01-05 21:54 | ・ゲストレクチャー
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松本路子
プロフィール

写真家。人物ドキュメント、海外レポートなどで仕事を 始め、訪れた国は60数カ国にわたる。1980年代からは、 人物やアーティスト・ポートレイトを中心に作品を発表。 主な写真集に『肖像 ニューヨークの女たち』、『ニキ・ ド・サンファール』、『Portraits 女性アーティストの肖像』、 『DANCERS エロスの肖像』など。個展多数のほか、国の 内外の美術館に作品が収蔵されている。 フォト&エッセイ集に『晴れたらバラ日和』、『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』『ヨーロッパ  バラの名前をめぐる旅』がある。
プロデュース
岩波久美子
数年間「光を束ねる」を参加者として経験し、 表現手段としての写真の面白さに魅了される。 現在はワークショップの事務局として企画を プロデュースする役目のほか、自らの作品制作も続行中。
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